TOP > 在宅療養相談窓口 > 未分類 > 2017 5月

5月, 2017年

5月の在宅療養相談窓口

2017-05-31

5月に入り、日差しの強さを実感しています。ここ最近は、今年初の「夏日」と聞く日もあったりと気温も一気に上昇しています。高齢者の方にとっては、脱水が怖い季節です。

今年度に入り、2か月。相談窓口で受けいてる相談の傾向について分析してみました。まず、相談者は区内が80%、区外が20%で、相談者は、40%が医療機関のNsやMSW、30%が居宅ケアマネジャー、次いで包括支援センター、診療所となっています。対象者の形態は、在宅療養中と入院中ではほぼ半々で年齢は、70代~90代が全体の2/3を占めていますが、50代~60代が1/3となっています。疾患に関しては、最も多いのが「がん末期」で全体の1/2、「認知症」が1/4、他は精神疾患、慢性疾患、神経難病となっています。このデータから、高齢者が多くなると地域に占める疾患の傾向が分かってきます。その中で、働き盛りの「50代のがん末期」が多いことも全国平均とリンクしているように思います。高齢になればなるほど、「がん」だけではなく慢性疾患や認知症など合併疾患が増えてくるのも分かります。

相談ケースの中で、気になったことがありました。それは、日和見感染症を持った療養者の退院に関することだったのですが、医療機関では治療を必要とする患者がいるため免疫力の弱っている入院患者への感染をさせないために、厳重な感染管理を行うことがあります。そんな中、認知症末期の療養者の退院に関わる、ケアマネジャーと医療機関のMSWの「感染管理の相違」のために退院が見送られているケースがありました。在宅では、療養者個人への影響がなければ、病院のような感染管理は行わないことが多々あります。もちろん、訪問するスタッフを介して感染の可能性があるならば、ガウンテクニックを行うこともありますが、通常は手袋やマスクの着用と手洗い・うがいといったスタンダードプリコーションでの対応が一般的です。このような、基本的な感染に関する知識不足で退院が見送られるのは残念なことです。

一人でも多くの療養者を地域で支えるためには、このような残念なケースがなくなるよう学習会の機会を設けていきたいと考えています。

在宅療養相談窓口 長川

4月の在宅療養相談窓口

2017-05-01

北区は、桜の名所と知られていますが、5月になると飛鳥山公園には15,000株のつつじが植えられていて公園を彩っています。公園のふもとから、車いすでも乗れるモノレールが設置されていて、上からの眺めを楽しむことができます。ぜひ、ゴールデンウィークに足を運んでみてはいかがでしょう。

4月の窓口の活動状況ですが、50代の障害やがん治療中の方や、認知症がありながらがん末期で独居で療養する方、90代の親を介護する家族の不安、難病の親を介護している家族ががんと診断された…。などとさまざまな困難を抱えた方が在宅で療養するために、「今、どうしたらいいのか?」ケアマネジャーや包括支援センター、医療機関のMSW・Nsから相談を受けています。窓口では、本人や家族に直接支援できないことがほとんどですが、相談者の方が「相談して、頭の整理ができました」と言って頂くこともあり、窓口の役割を再認識しています。医療職は「垣根が高い。怖い。」と言われがちですが、「こんなこと聞いていいんですか?」と言いながら相談して下さるケアマネジャーもいらっしゃいます。

医療機関から「明日退院の人のケアマネジャー・訪問看護を調整したい。」という相談に対し、土曜日でも対応して下さった居宅ケアマネジャーに感謝致します。在宅療養を支える要としての役割意識に頭が下がります。慢性疾患、がん、障害、難病、認知症、精神疾患など疾患を抱えた療養者が地域で暮らせるよう訪問看護実践をする中で、自分自身も日々研鑽しています。

在宅療養相談窓口 長川

Copyright(c) 2018 北区訪問看護ステーション連絡協議会 All Rights Reserved.