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11月, 2018年

訪問看護師が行う意思決定支援とは?

2018-11-12

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)という言葉が、よく聞かれるようになり、さまざまな場面で意思決定支援が行われています。元々、看護師は、その場面に立ち会う機会が多いと思われますが、在宅ではターミナルケアの一部とし、ケアチームでのカンファレンスの機会も支援のひとつになっています。

意思決定支援というと、とても重大なことのように感じられますが、私たちは常に何かを決めながら生活しています。それが、こと医療になると重大な感じがしてしまいます。なぜならは、専門家の一言その方向性の決めてとなることがあるということです。訪問看護師が、療養者の意思決定支援に関わる機会はさまざまありますが、よくあることは、在宅療養の継続か入院?それとも施設?家族の介護困難やや独居、認知症等による、判断応力の低下がある中で「どうしたい?」を確認していかなければなりません。

つい先日も、がんの化学療法を通院で行っている療養者の方が、化学療法によるダメージにより体力の減退もあり、在宅医が治療継続するべきなのか?という疑問を持たれ、本人の意思を確認する機会がありました。ご本人は、癌性疼痛が強くなると入院も意識したくなると言われましたが、「まだ、死にたくない。治療は続けたい。」と明確な意思表示をなさいました。ご本人が漏らしていたのは、「こういうこと、誰も教えてくれないんだ。大丈夫しか言わない。何が大丈夫なのか教えてほしい。」本人の状態で、治療継続や入院のタイミングは変化していきますが、このように医療者側の治療方針の相違、説明がご本人に分かる言葉で届いていないことがあります。本人の意向も大切ですが、治療方針については、外来通院による化学療法をしている方に関し、外来看護師との連絡が取れる体制があると、もう少しタイムリーな情報交換ができるように思います。

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